親子工作会、今年もTシャツの季節がやってきました(^^
今年のテーマは鳥。
ちょっとお兄さんお姉さんになった皆さんなので、ステンシルの形をデザインするところからスタートです。
お野菜ぺったんの絵本も読んでもらいますよ~。
タマネギの絵がとってもキュートだったので、タマネギを持参しなかったことを悔やむ大人たち。
いつも人気の小松菜と青梗菜、パプリカ、トウモロコシ。
一番お値段の高かったレンコンは不人気でした(^^;
子ども達も慣れてきているだけに、こだわりがある様子。
ステンシルは、親子で取り組んでもらったのですが…。
ちょっとコツがいるだけに、見ていられない親が続出(笑)
ついつい「こうしたら?!」の声が飛び交います。
我が家では「家で作るとママがうるさいから、工作会で一人で作る方が楽しい」と言われるようになりました…。
はい、家で毎回やっているサンプル作りでは、じーじにプレゼントするだけに、色味や配置を私が口出しするので、めっちゃ不完全燃焼だったようです。
今日こそは一人で好きにできる~~~と、口出し禁止令が出ていました。
前回の粘土で、ラメ色が人気だったので、2色試しに追加してみたところ大人気!
ラメだけで配色しようとする方続出だったのですが、ラメ部分以外は透明なので、先に普通の色絵の具を置いておいて、その上に配色するときれいに出ます。
そしてトウモロコシを転がすのも流行りました(笑)
こちらは親子3人の同じデザインのお揃い。
できあがり!
予想以上にステンシルのクオリティが高く、素敵なシャツができました♪
今回の女子は、ワンピース型のロングTシャツです。
裏もおしゃれ♪
今年の夏もたくさん着て遊んでくださいね!
みんな大きくなったからか、今回の片付けまでがとってもスムーズでびっくり。
いつもご協力ありがとうございます!
着用しているところ。
私が我が子にアート体験をさせたいなぁと思う理由の1つが、たくさんの試行錯誤を体験させたいから。
塾の先生をしている中で、小学生を見ていてとても気になるのが、答えだけを知りたがること。
解答欄を埋めること、○になることがゴールになっているお子さんが多いように感じます。
小学生のうちは、じっくりを考えたり、分からない問題に出会っても試行錯誤して考えたり、できないことに挑戦する気持ちを持ってもらいたいと思います。
でも、そういう思考体験を大人が求めても、子ども達は嫌がります。
特に正解がある問題は、一発で正解しない限り、挑戦しようとしません。
じゃあどうすれば良いか。
というところにアート体験です(^^
アートには答えがありません。
でも、たくさん試行錯誤します。
頭の中であれこれ考えたり、こうしたいな、どうやったらできるかな?
失敗したかも!どうしよう?!など、たくさんの思考回路を働かせます。
上手くいかなかったことも、そこからリカバリする気持ちや、工夫する心を育てたり、自分の頭で最善を考えたり、自分の望む形はどうなのか内面を見つめたり、たくさんの思考活動が行われます。
また集中力も育ちます。
大切な自分の作品を、息を止めて集中して描くこと、そういう体験があるだけで、「集中する体験」を自分のものにしています。
学校の授業では集中して取り組む場面が無く、普通に過ごしていると集中する体験はなかなか得られません。
あ、後はあれだ。
うちの長女に必要な力で、長女にはこの力をつけて欲しくて、なるべく制作するような機会を作っています。
それは「選ぶ力」。
この色と、あの色、どっちにしようかな?
配置する場所はこれでOK?
など、制作ではたくさんの決断を自分で瞬時にくだしていきます。
うちの長女さんは、小さい頃に私が手をかけすぎていたせいか、「自分で決める」のが非常に遅いです。
買い物なんて行くと時間がかかって大変だし、親として困るのは、勉強するときもアレコレ迷い過ぎて、時間だけがかかってしまう…( ;∀;)
時間が無い!のは当たり前の中学生なので、全部やるのは無理なんです。
何かを切り捨てて、優先順位をつけて、選んで決める力が無いと、思うように生活が回りません。
だから制作の機会では「どっちが良いと思う?」と聞かれても、「好きにしなさい~」や、呆れて採用されないようなプランを出します(笑)
とにかく決断の練習を、アートでしてもらうんです。
人生は小さな決断の連続。
そこに時間がかかっていては、人生もったいない。
夕食のメニューを迷って、マルアイを何周もぐるぐる歩くのは嫌(笑)
毎日の小さな選択を、するするっとできる人になって欲しいと思います。
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追記
ちょうどこの記事を書いた翌日、長女の勉強スタイルでパパに「だから絵を描いていたらわかるのに」という場面がありました。
たくさんの課題を1つずつ完璧に仕上げようとするので、結果的に全部終わらないんです(^^;
絵を描いていたら、全体にざっと色を置いてから、細部をつめていくことが、体感として分かると思います。
また、システム開発の仕事をしていたときも、全体を先に用意して、細部を少しずつ仕上げていく方式でした。
いきなり細部にこだわっていては、納期に間に合いません。
私にとって、絵を描くことと、プログラミングはとてもよく似ています(^^
アート活動をすることは、今はやりの?プログラミング思考を身に付けることに、通じると思いますよ♪
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と、先生としてはいろんな下心もあるのですが…。
私は単純に絵の具が好きで、絵の具の混ざっている色を見るだけで、わくわくして幸せな気持ちになります。
絵の具が好きで、色を混ぜるのが好きで、それらを見ているだけで嬉しい気持ちになって、何かを作ることが好きで、作るときは作業に没頭して、終わったら「あー楽しかった!」とスッキリするのが大好きなんです(*^▽^*)
世の中にたくさん楽しいことはあるけれど、その中に私が一番好きなことも、入れて欲しいな~気持ちを共有できたら嬉しいな~と思っています。
今風に言うと、自分の「推し」を宣伝してるみたいな感じ?!(今風になりきれてない気もします…)
一緒に好きなアイドルの話題で盛り上がりたい、という気持ちに近いかも♡
元々マンガオタクなので、好きなマンガで友達と盛り上がるような青春時代を過ごしてきたからかもしれません。
そんな私の推しを、ぜひ一緒に体験してください(笑)